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第9回
生ビール半分で酔える方法教えます
| ■「ウアッチャー! お前はもう・・・」の北斗神拳ケンシロウのケイラクヒコウって本当にあるんですよ。ごぞんじでしたか? |
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ピーマン、オクラ、ナスビ、タマネギ、トマト、アボカドにパセリ。
みーんな合体させて、夏野菜サラダのできあがり。それに冷やし素麺と冷やし豆腐があれば、夏限定フルメニュー。
いやーっ、うまそう。
生ビール、ゴックン!
そうれ、飲めや歌えの大騒ぎーっ…と、夏のいつものワンパターンで、翌朝はつらいよねえ。
一日中、冷房の部屋にいて、一歩外へ出れば、汗がドバーッ。
その汗を服や下着が吸い込んで、それから冷房の部屋に入ると、超寒ーっと、あいなる。
夕方から、また生ビール!、となって悪循環の毎日なんでありますねえ。
前回ご紹介しました胃腸を強くする足の穴「公孫(こうそん)」と、背中から腰にある「肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)」。
これらは東洋医学のなかの鍼灸学の入門として日頃から使っていただき、今回はプロ用の穴を伝授しましょうね。
すべて出します、取らせます!というパチンコ店以上の大サービスなのでありますよ。
医学関係のみなさん、よーく読んで臨床に使って下さいね。特に最近のドクターは患者の体に触れずに、検査表ばかり見ているようですから。診るのは患者の体ですよ。
さて、ご紹介します。「痞根(ひこん)」という穴があります。
本来、穴というのは経絡(けいらく)という人体の高速道路のような道のインターチェンジです。
14本ある経絡のなかに穴はすべて位置するのですが、この痞根という穴は別ものであり、経外(経絡上にない)奇穴(不思議な効能を持つ穴)として存在しています。
背中より、やや下。腰というより、ちょっと高腰か?という場所にあります。
慢性の内臓の病気のなかで、胃を中心とした病気、腸の弱りなどが現れる穴です。
胃腸が弱った人は、どうもそのあたりが気になるらしく、自分で触っているようですが、ここだ!とポイントとして押すことができないのも現実です。
素人とプロの差は歴然としていて、プロがこの穴を軽く押さえるだけで、ウッと腹全体に響きますよ。
どれ、私が自分で自分の穴を押してみましょう。「ウッ!」来ましたねえーっ。
そう昨夜、飲み過ぎでした。
♂♀♂
話が前後してごめんなさい。体のなかを走る道路のような経絡についてもう少し。
経絡とは古代中国において気血の通路(体に流れるパワーの源のようなもの)として定められたもので、12本の経脈(けいみゃく)と2本の奇経(腹の中心を走る任脈【にんみゃく】・背中の中央を走る督脈【とくみゃく】)を合わせて14経絡あります。
この経絡については解剖学的に存在が証明されていませんが、機能的現象は認識されつつあり、この現象を経絡現象といいます。
手の穴を使って歯の痛みを止めたり、足の穴を使つて、頭痛をも取り去ります。
それは、体中に張り巡らされた経絡現象であり、現代医学の神経学では、説明がつかないのが楽しいですね。
さて、この経絡という縦横無尽に走る道の上に、穴(経穴【けいけつ】)があるのです。
穴には正穴(せいけつ)と奇穴があり正穴はさきほどの14本の経絡に属したもので、全身に354穴(左右657穴)あり、奇穴も250以上あるけれど、重要なものは30穴ぐらいであるといわれています。
その重要な奇穴のなかのひとつが、この痞根なのですよ。
何に効くか?
胃の張痛(胃が張ってつらい)に、腰痛、胃けいれん、腸炎、腰の神経痛、小児の慢性消化不良など、胃腸や腹や腰によくよく効きます。
こんなことが、ありました。
私がケアする陸上競技の選手が昨年のインターハイで予選落ちしました。腰痛が強く出た状態でしたが、実は胃腸が弱っていたのでした。
今年もインターハイ出場が決まって茨城へ向かうのですが、この癌根の反応があるときは、タイムが悪いのです。
腰よりやや上、腰椎1番の外側へ3寸5分のところにある癌根というのは、胃腸や腰にストレートに影響し、穴自体も影響を受けていることは、臨床的に、いや競技選手のタイムの上でも証明ができるのです。
この反応の出現の姿は、押して痛む、穴が腫れている、穴に熱がある、つまむと穴が特に痛く腫れぼったい…などなど、東洋医学を勉強している人ならば、お分かりになります。
♀♂♀
そこで、ド素人の人に一発で分かる方法を伝授しますから、よく読んで理解して下さいよ。
叩打するのです。
軽く、自分の、その痞根あたりを叩くのです。
ウッ!と来るところ。これ痞根です。
この反応を消すことが、今度は治療の方法になるのですが、前回お語しした足の公孫をよくもみほぐすと。この痞根の叩打痛が軽くなっていきます。
そう三角跳びですよ。
足の公孫を使って痞根を治し、その痞根をうまくゆるめると、胃腸が強くなるということですよ。
体はすべて、連動しています。筋肉も神経も、すべて。
お互いに影響し合って、体を自分自身で治そうとしているのです。
経絡現象をうまく使うといろんなことができるんですね。
生ビール2杯で酔う人に痞根の穴を押してゆるめておけば、生ビール半分で酔っちゃいます。
気(気分の気・元気の気)血(血の流れ)が数倍もよくなって、気分よく楽しめます。飲み過ぎることがないから、翌朝はバリバリに元気です。東洋医学は今からの学問ですよ。
よし、学問のためだ、今から飲みに行こー。
*「痞根穴(ひこんけつ)」の参考図はこちら
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